2012-06-29(Fri)
大英博物館 古代エジプト(その1)~庶民の暮らしは?~
NHKスペシャル(6月24日(日)PM9:00~9:49)の
「大英博物館 古代エジプト」を見ました・・・
今までは、ファラオ等のエジプト権力者の調査ばかりしていたため、
「ピラミッドを作った庶民は奴隷で、強制されながらピラミッドを作った」という
イメージがありました。
でも、当時の庶民の調査がされるようになり、どうも違うようだと解ったみたいですね・・
その模様を以下の構成で説明していきます・・・
1.収蔵品数
2.年代
3.庶民の収蔵庫
4.ミイラの調査結果
5.パピルス
6.ミイラ~来世復活信仰~
「大英博物館 古代エジプト」を見ました・・・
今までは、ファラオ等のエジプト権力者の調査ばかりしていたため、
「ピラミッドを作った庶民は奴隷で、強制されながらピラミッドを作った」という
イメージがありました。
でも、当時の庶民の調査がされるようになり、どうも違うようだと解ったみたいですね・・

その模様を以下の構成で説明していきます・・・

1.収蔵品数
2.年代
3.庶民の収蔵庫
4.ミイラの調査結果
5.パピルス
6.ミイラ~来世復活信仰~
【詳細】
1.収蔵品数
現在、大英博物館には、800万点あるみたいですが、展示されているのは、
わずか1%(計算すると”8万点”)みたいです・・
ということは、残りの99%(792万点)は、収蔵庫に保管されたままと
いうことになります・・・
2.年代
今回の古代エジプト時代は、紀元前5000年~2000年の約3千年の話です・・・
3.庶民の収蔵庫
今回の調査対象となったのは、”キングエドワード収蔵庫”と呼ばれるもので
155点ほど収蔵されているそうです・・・
その中には、3千年以上のパンやらアイシャドーを入れていた化粧ビン、
ミイラなどがありました・・・
そして、以下のミイラを調査することになりました
①身長52cnの子供らしきミイラ
②身長142cm女性らしきミイラ
4.ミイラの調査結果
箱みたいに包まれたミイラをCTスキャンに通すことによって、
その中身の分析ができるようになってました・・・
上記①のミイラですが、中身が空っぽだということが判明しました。
中身のミイラは、何者かによって、盗まれたみたいで、
箱には釘で密閉した跡がみつかりました・・・・
そして、上記②のミイラですが、これは、まさしく女性ミイラで、
頭蓋骨の中に脳らしきものが小さく残っていました・・・
階級が上位の方は、脳や内臓などは、取り除かれて、ミイラにするのが
普通でしたが、一般庶民は、そこまでのお金がなかったのでしょう・・・
そのままミイラにされてしまったものもあったようですね・・・
その他のミイラで解ったのですが、骨の様子から通風にかかったとみられる
ものがありました・・・
別名”贅沢病”といわれるもので、庶民が奴隷扱いであったなら、
決してこんな病気などかかるはずがありません・・・
では、どんな食生活をしてきたのでしょうか・・・・
また、3千3百年前の人間のコラーゲンも見つかったそうです・・・
その中を分析すると、小麦、トウモロコシ、ヤギなどの装飾動物など
バランス良く含まれていたそうです・・・・
ということで、一般庶民のミイラなどの分析により、
豊かな暮らしぶりが判明しました・・・
また、一般庶民の古代エジプト人は、”パピルス”という紙面で生活ぶりも
記録していました・・・・
ということで、次回は、この「パピルスの話」からお話したいと思います・・・
どうぞ皆様も、先祖の歴史を振り返り、心地よいことがありますように・・・

1.収蔵品数
現在、大英博物館には、800万点あるみたいですが、展示されているのは、
わずか1%(計算すると”8万点”)みたいです・・
ということは、残りの99%(792万点)は、収蔵庫に保管されたままと
いうことになります・・・
2.年代
今回の古代エジプト時代は、紀元前5000年~2000年の約3千年の話です・・・
3.庶民の収蔵庫
今回の調査対象となったのは、”キングエドワード収蔵庫”と呼ばれるもので
155点ほど収蔵されているそうです・・・
その中には、3千年以上のパンやらアイシャドーを入れていた化粧ビン、
ミイラなどがありました・・・
そして、以下のミイラを調査することになりました
①身長52cnの子供らしきミイラ
②身長142cm女性らしきミイラ
4.ミイラの調査結果
箱みたいに包まれたミイラをCTスキャンに通すことによって、
その中身の分析ができるようになってました・・・
上記①のミイラですが、中身が空っぽだということが判明しました。
中身のミイラは、何者かによって、盗まれたみたいで、
箱には釘で密閉した跡がみつかりました・・・・
そして、上記②のミイラですが、これは、まさしく女性ミイラで、
頭蓋骨の中に脳らしきものが小さく残っていました・・・
階級が上位の方は、脳や内臓などは、取り除かれて、ミイラにするのが
普通でしたが、一般庶民は、そこまでのお金がなかったのでしょう・・・
そのままミイラにされてしまったものもあったようですね・・・

その他のミイラで解ったのですが、骨の様子から通風にかかったとみられる
ものがありました・・・
別名”贅沢病”といわれるもので、庶民が奴隷扱いであったなら、
決してこんな病気などかかるはずがありません・・・
では、どんな食生活をしてきたのでしょうか・・・・

また、3千3百年前の人間のコラーゲンも見つかったそうです・・・
その中を分析すると、小麦、トウモロコシ、ヤギなどの装飾動物など
バランス良く含まれていたそうです・・・・
ということで、一般庶民のミイラなどの分析により、
豊かな暮らしぶりが判明しました・・・

また、一般庶民の古代エジプト人は、”パピルス”という紙面で生活ぶりも
記録していました・・・・
ということで、次回は、この「パピルスの話」からお話したいと思います・・・

どうぞ皆様も、先祖の歴史を振り返り、心地よいことがありますように・・・


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